「そんなに安全なら東京湾に作れ」 [政治]
40年以上前、原発を建設する話が日本の各地で起こりました。ご存知のとおり東京電力は新潟や福島、関西電力は福井。どういう基準で建設場所を選んだのか分かりませんが、それぞれの電力会社のエリアの外に建てるプランです。
その話を持ち込まれた地方都市には、雇用の増大・税収の増加・公共施設や道路等の充実といった甘い話があったようです。でも、安全性を保障するものはありません。国や電力会社は、安全ですからと言うだけです。そんな言葉に対して地元の住民が言った言葉が
「そんなに安全なら東京湾に作れ」だったのです。
テクノロジーが進歩した結果、不幸になる人が居てはいけません。科学者はこれからも発見や発明をしていくでしょう。企業は利益を追求するものですから、儲かることには積極的です。そこに政治家が踊らされてはいけないのです。政治家という職業は、未来を見れる人にしか出来ないのです。その場の自分の利益や立場を気にする人には、無理な仕事なのです。
救助犬が来てくれました [政治]
地震の報道番組をずっと観続けてしまい、何も手に付きません。(私は岡山県在住です)そんな中で、スタジオに来られている災害対策の専門家の方の話が印象に残りました。(お名前等は分かりません)
「瓦礫や倒壊した建物の下に居る生存者を探すのに、一番役に立つのは犬の嗅覚だ」
今、地震発生から48時間余が経ったところです。現時点で最優先でやらなければならないことは、助かるかも知れない命を探し、助けることです。
情報が入手し難く現場がパニックなのでしょう。人命救助と並行してやらなければいけないこともあるでしょう。そういう現場に慣れていて、的確な人員配置と指示が出来る有能なリーダーが各セクションに居ればいいのですが、無理な話でしょう。
政治家は、災害時のそんなリーダーでは無いと思います。災害に対しての専門的な知識も無いはずですから、交渉役に徹してプロの助言を聞き、プロが活動しやすい環境を整えることに傾注すべきです。
そんな中で、昨日(3月12日)にシンガポールと韓国から救助犬を連れた救助隊が日本に到着したという報道を聞いた時、さすがプロは分かっていて行動が迅速だと感心しました。
天災は、これからも確実に起こります。今回の経験をどう生かすかが皆が考えるべきテーマだと思います。
期日前投票に行って来ました [政治]
このマスコミの大騒ぎはなんなんでしょうか。視聴率が取れれば材料は何でもいいのでしょうが、選挙関連かのりピーことばっかりが報道されている印象を受ける最近のテレビのニュースです。
でも、そのお蔭で政治への関心が高まっているのでしょう。投票率もきっと前回よりも高くなるのでないでしょうか。それはよい事だと思います。
一票だけでは小さな力でも集まれば大きなパワーになるのを実感すると、次回の選挙も投票率が高くなり、皆の意思が政治に少しでも反映されるという好循環が起きていきます。
将来なりたい職業は?と聞かれて「政治家!」と答える子供が増えるような社会になれば面白いですね。
もし、民主党が政権を取ると政府民主党をしっかり見つめる野党が必要になります。
選挙に負けた自民党がバラバラになり、公明党も腰砕け、という状態になってはいけません。この二つの党の今後も国民はちゃんと見続ける必要があると思います。
台風や大雨で死者が出てはいけないのです [政治]
最近 台風や大雨での被害の報道が連日のように聞かれます。
そして 悲しいことに死者や行方不明の方が何名もいらっしゃいます。
でも これが当たり前のように思ってはいけないと思うんです。
日本は一応、世界の中では先進国に分類されるはずです。そして 台風は毎年何十個も発生し、その内数個は日本の本土に上陸か接近をします。こんなことは 小学生でも知っています。
それなのに どうしてこんなに被害が大きいのでしょうか?
台風が来るのが分かっているのに。
ここで 沖縄やその近くの島々の地域のことを思ってみて下さい。
台風8号は先島諸島辺りをゆっくりとしたスピードで通過しました。つまり激しい風と雨の時間が長かったはずです。でも 小さな被害はあったのかも知れませんが大きな被害の報道は無かったように思います。
このことは 何を意味するのでしょうか。
台風に慣れているから?
そうです。台風が来るのが分かっているから、ちゃんと備えていたのだと思います。
じゃあ 本土も備えましょう。分かっているのだから。
国や都道府県、市町村は危ないと思われる所をどんどん見つけないといけません。
崩れそうや山や丘や壁面。
溢れやすい河川。
増水後に危険な側溝。
道路に橋や堤防、都会なら地下街や高架下。
そして 災害の予防の為にもっと予算を回さないとダメです。
エルニーニョ現象や地球温暖化で集中豪雨が起き易いと言われています。でも そんな時 想定以上の雨量でした と言い訳をして欲しくはありません。
今まで以上の雨量を想定して災害を未然に防げてこそ、先進国だと思います。
天災は必ず起きます。でも 人の知恵で被害を最小限にしなければいけません。
政治家と政治家を目指している方は よろしくお願いします。
あなた達が対策を講じなかった為に被害がでたら それは天災では無く、人災です。
民主党は民間人閣僚を考えるべきでは [政治]
先週 自民党は分裂寸前という状態までいっていましたが〝選挙〟の一声を聞くと急に一致団結しましたねえ。あの様子を見て笑いを堪えられなかったのは私だけでしょうか。
あれで自民党の結束力は強いと思った人がいるとは思えません。
それで 少し早いのですが民主党が政権を取ったと仮定しての話しをします。民主党はちゃんとやっていけるのか?というのが私の率直な疑問です。
今の民主党に大臣の経験者が何人いるのか知らないですが、大臣の全ポストをちゃんと担当出来るような人物が揃っているのか、又、官僚に舐められないように大臣が主導して行政を行えるのか。まさか、自民党の大臣経験者に助けてもらう訳にはいかないですからね。
そこで 以前、小泉首相が竹中平蔵氏を経済財政政策担当大臣に起用したのを思い出しました。小泉首相や竹中大臣の評価は 今は止めておいて、民主党が政権を取った時には謙虚になって民間人閣僚の起用を考えるべきだと私は思います。
少子化対策担当大臣とか環境大臣とか専門的な知識の必要なポストを無知な政治家が無理してやる必要は無いと思います。
もし 政権を取った民主党がコケたら日本はエライコトになりますからね。
自民党はイヤだ、まあ今回は民主党にやらせてみるか ではダメ [政治]
私はどの政党も応援していません。
まだ どの党の候補者に投票するかも決めていません。
しかし、こんどの選挙でどの政党を推すのかを考える時に、自民党には もう任せられないから民主党に投票しよう という考え方では ダメだと思っています。
民主党がちゃんと出来るかどうか分からないけど 一回やらせてみよう という消去法的な論法も成り立たないと考えます。
と言うのは 仮に民主党か政権を取った場合に実際に行政を コントロール出来るのか、マニフェストを実行(まだマニフェストを発表してませんね)する力はあるのかなど、見極める必要のある事が多くあると思うからです。
皆さん 慎重に見極めてから投票しましょう。