良い方の想定外、からの敗戦、からの…… [サッカー]
敗戦に拘るのは、少しだけにします。
やはり大事なのは、気持ちです。
ドイツに勝った後、解説者、監督、選手、評論家……などは「良くやった」の次に「次戦は大事にしよう」「気を緩めてはいけない」といった論調だったと思います。
勝って兜の緒を締めよ、という気持ちになったのは分かります。でも、抽選会で(今年の4月1日)対戦相手が決まった瞬間から「第二戦は勝ちに行こう」だったのです。
予定通り(ドイツ戦の結果は関係なく)コスタリカに総力戦で勝ちに行けば良かったと思います。上手く勝てれば(決勝リーグ進出決定だから)スペイン戦で主力を休ませられました。ベスト16突破が目標だから狙い通りです。
ところが、気持ちが中途半端でした。コスタリカ戦前、監督と選手たちの気持ちの統一が出来ていなかったのではないでしょうか。総力戦という考え方は全く無かったのです。
立ち上がりは様子を見て、前半は0-0でもいいかな、システム変更しよう、後半猛攻すれば点を取れるだろう……。
悪い意味でドイツに勝てたイメージが残っていたのではないでしょうか?
ドイツに勝てたという事実が心の底の方で慢心になっていなかったでしょうか?
スペイン戦は勝つだけ。今度は皆の気持ちが一つになれますね。
後の先を取りましょう [サッカー]
今日のコスタリカとの試合を楽しみましょう。
※コスタリカの戦略
・勝ち点3をどうしても欲しいので、本来の自分たちの戦い方をしてくるでしょう。調べたところ、守備的でカウンター狙いが持ち味だそうです。
・前線からガツガツとは来ない。引き気味で日本のチャンスをことごとく潰そうとします。だから、ファウルが多いかも知れません。
・0対0とか同点で残り時間が減ってくると前掛かりにならざくを得なくなります。
※日本の戦略
・ハイプレスをする必要はないでしょう。コスタリカの攻撃のターンでも人数をかけて攻撃してこないのではないでしょうか。それは、日本のカウンターを用心するからです。
・システムはドイツ戦の後半で効果的だった5バックがいいかも知れません。日本も先制点を献上しないように気を付けましょう。
・中盤でのパス回しをして前におびき出す。ドリブルで突っかけてファウルをもらって、FKまたはPK。それと、中距離のシュート。などが効果的だと考えます。
・後半の20分くらいまで進んで同点なら、選手を4~5人入れ替えてハイプレスを仕掛けましょう。怒涛の攻めで一点をもぎ取るのです。
そんなプランで先発と控え選手を決めたいものです。
ウーム、私が監督のようですね。
楽しみですねえ。
勝った試合を検証する [サッカー]
ドイツに勝って三日経ち、ちょっと落ち着いたので、あの見事な結果の試合を振り返っておこうと思います。
※四年前より日本代表のレベルが少し上がった
・前回は32チーム中23位くらい。今回は15位くらいというのが私のイメージです。(勝利が奇跡ではない)
・日本代表にドイツのチーム所属の選手が多く、対戦相手をビビることが無かった。
・ドイツは初戦に照準を合わせていなかったのでないか。
・それにチームとしての練習が少なくまとまりが無かった。
・一点取った後、二点目も簡単に取れそう。そうすれば自分たちの勝ち、と気が緩んだのではないか。
※前半を終え0対1だったことが森保監督の決断を後押しした
・一点のビハインドは想定内で同点狙いで5バックに切り替える決断が出来た。
・ハイプレスが決まり始めたので、攻撃的な選手を次々投入する気になれた。
・その後は、ほとんど3バックで7人で攻撃という形にできた。
※イエローカードを一枚ももらわなかった(日本は割と反則が多いと思います)
・苦手なフリーキックをされることが無かった。
※日本が「もっている」チームだった
・ドイツが二点目を取れそうな場面を全部のがした。
・浅野が奇跡的なトラップからのシュートを決められた。
・権田の4連続スーパーセーブ。
・怪我で間に合わないかと心配された、遠藤、板倉、冨安、三苫、浅野が出場出来た。
大敗したコスタリカに確実に勝ちましょう。そうすれば、スペイン戦は一位通過の争いの為だけの試合になります。主力を温存するのか分かりませんが、ベスト16の戦いに焦点を絞ることができそうです。
夢のベスト8に向けて、頑張れニッポン!