見ているけど見えていなかった? [献血日記]
一昨日 献血に行って来ました。
いつもの様に自転車です。秋ですねえ、風が少し冷たく感じられました。それで、途中でこのブログ用に写真を撮ろうと思いついたんです。
でも、献血ルームに着くまでにいい被写体は見つかりませんでした。帰りもなかなか有りません。まあ、街の中だから仕方が無いのですが……。それで、家の近所まで帰って来た時にこの柿の木を見つけました。こんな所にいっぱい実がなっている大きな木があるなんてと思いながらシャッターを切りました。
この木は家から百メートル位の所に立ってます。毎日仕事に行く時に前を通っているのに、一昨日見つけた時は初めて見たような気がしました。今までは、見えてなかったのでしょうか。
見ているはずなのに見てなかったように感じる。こんなことは、私の身の回りに色々有るのでは?と考えてしまいました。
聞いてるけど聞こえているふりをしているだけ、食べているけど味わっていない、考えているけど上辺だけ思って深くは考えていない。
毎日の生活の単調な繰り返しの中で、感覚や感性や感情が少しずつ麻痺していくのでしょうか?
秋の夜長を色んな事をゆっくり、ぼんやり、考えてみたいと思ったのでした。
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