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ワールドカップの総括 その1 日本代表編 [サッカー]

・岡田監督の賭けが成功して本当に良かった。

 守備的にいくのは、予選リーグの一試合目ではどの国の監督も考えることだと思いますが、得点能力の低い日本には当然のことだったでしょう。それより、先発メンバーから俊輔を外したこと、本田のワントップ、大久保と松井を前に配置したこと、長谷部をキャプテンにしたこと、GKを川島にしたこと等それまでと大きく変更したことが悉く当たりだったですね。これらの全てを岡田監督の賭けと言ってしまうのは間違いでしょうし、勝負師としての監督には賭けも時には必要なものだと思いますが、全てが正解だったところに岡田監督の運の強さを感じました。

・本田圭祐は、スケールが大きな選手だ。

 ロシアリーグもいいけど、もっとメジャーなリーグのビッグクラブに移籍して活躍できる器の大きさを感じます。四年前の中田英寿みたいにチームを精神的に引っ張ったんじゃないでしょうか。あのフリーキックを決めた時、私は生まれて初めてスポーツ観戦をしていて鳥肌が立ちました。パラグアイ戦のPKをほぼ真ん中に蹴った後、顔色一つ変えなかったのも印象に残っています。

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・中村俊輔には同情します。

 結果的にはスペイン移籍が失敗だったようになってしまったけれど、スコットランドでの経験と実績はあるのだから、本田と俊輔を同時に先発させる方法は無かったのかと悔やまれます。非情になれた岡田監督を誉めるべきなのか?

・海外組みについて

 長谷部と松井の姿を見ていると、やっぱり海外で揉まれて来た選手は国内組の選手と比べると気持ちの持ち方がワンランク上のように感じました。技術や体力面だけじゃ無く、精神面が強くなるみたいですね。川島と長友と内田には、海外での活躍を期待します。森本をどこかで起用して欲しかったなあ。

・これからについて

 優勝したスペインのようなパスサッカーを日本も目指したらいいという意見があるようです。ただ、スペインはあの強くて高いドイツに対した時もボールをキープしていたように攻撃的なチームです。個人の能力が高いからこそ出来た型です。日本が簡単に真似出来るはすが有りません。日本が世界で通用したのは、守備的にいくところだけです。フリーキックは、あのジャブラニという変なボールに慣れたら他国の選手も上手く蹴ることでしょう。私の感想では、日本は色んなラッキーが重なってベスト16に進んだだけです。そして、決勝トーナメントの一回戦の8試合の中で一番レベルの低かった試合が日本対パラグアイ戦だったと思います。イングランドとドイツの選手は全員自国のリーグの選手だそうです。だから日本は、Jリーグのレベルアップから始めることが必要です。世界基準と比べたら日本はまだまだだと思います。

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