救助犬が来てくれました [政治]
地震の報道番組をずっと観続けてしまい、何も手に付きません。(私は岡山県在住です)そんな中で、スタジオに来られている災害対策の専門家の方の話が印象に残りました。(お名前等は分かりません)
「瓦礫や倒壊した建物の下に居る生存者を探すのに、一番役に立つのは犬の嗅覚だ」
今、地震発生から48時間余が経ったところです。現時点で最優先でやらなければならないことは、助かるかも知れない命を探し、助けることです。
情報が入手し難く現場がパニックなのでしょう。人命救助と並行してやらなければいけないこともあるでしょう。そういう現場に慣れていて、的確な人員配置と指示が出来る有能なリーダーが各セクションに居ればいいのですが、無理な話でしょう。
政治家は、災害時のそんなリーダーでは無いと思います。災害に対しての専門的な知識も無いはずですから、交渉役に徹してプロの助言を聞き、プロが活動しやすい環境を整えることに傾注すべきです。
そんな中で、昨日(3月12日)にシンガポールと韓国から救助犬を連れた救助隊が日本に到着したという報道を聞いた時、さすがプロは分かっていて行動が迅速だと感心しました。
天災は、これからも確実に起こります。今回の経験をどう生かすかが皆が考えるべきテーマだと思います。
タグ:東日本大震災