「食べ方問答」サンプラザ中野 甲田光雄 [本の紹介]
この本は二人の会話形式で書かれているので読みやすいです。
但し 現代栄養学とは違うことが書かれています。でも 身体のことを本当に考え、食事で体質を改善したいと思うのなら、ぜひ一読をお奨めします。
多彩な内容なので少しだけ書き出してみます。
・いかに食べるかでは無く、ちゃんと排出することをまず考える。 ・宿便を出し、小食、朝食抜きが良い。 ・白い食品に良くない物が多い。白砂糖、牛乳、漂白した小麦粉等。 ・黒砂糖、蜂蜜,植物性蛋白質、玄米、蕎麦等は良い。
この本を読み終えて納得した私は さっそく出来ることから少しづつやろうと思い、まず朝食を抜いてみました。心配したのは空腹感との闘いです。でも、お昼前に辛いのは最初の一週間だけでした。もう朝食抜きを始めて二年弱になりますが、身長が173センチで、以前の体重が65キロでしたが、今は58キロです。
体調は元々悪くなかったので勿論、今も健康です。朝食を食べず午前中にゴルフのハーフを普通に回れますし、成分献血400mlを二週間に一度のペースで行っていますが全然平気です。朝の目覚めもいい感じですし、頭も冴え身体も軽く感じる(実際に軽くなったのですが)とよい事づくめです。
他にも朝食を抜くと良い点は、財布にやさしいこと、今までどおりに起きても時間のゆとりが出来ることでしょう。お腹周りの脂肪が取れるのは おまけ みたいなものですね。
食事は、肉と卵と牛乳をほとんど食べません。玄米を主食にし副食は野菜、芋類、豆類が中心です。もう慣れてしまい肉を欲しいとは思わなくなりました。ただ、甘い物の誘惑には勝てません。おやつに少し食べてしまいます。
まあ この食事法が合わない人は無理してする必要は無いと思いますが、私は午前十一時頃に空腹を覚えた時「今全身の余分な脂肪分が燃焼している」とイメージするのを快感と感じています。